2023.10.22 鎮守の森で舞楽の奉納
暑かった夏も終わり、今日は秋空が広がり吹く風も心地よい。 快晴の昼下がり、車で20分の隣町の国吉神社に出かけました。 今日は鎮守の森で雅楽と舞楽の奉納があります。
鎮守の森の大きな杉の木に囲まれた広場が舞台です。 4年ぶりに奉納される雅楽と舞楽の会場は既に人でいっぱい。 周りを石作りの庭に囲まれた15坪ほどの広さの絨毯が舞台。 雅楽の奏者が演奏を始めました。
木漏れ日が舞台に注いでいます。緑の背景と青い空の広々とした空間に、のびやかな雅楽の音色が広がります。 雅楽を生で聞くのは初めて。 青空の下の雅楽は空調の効いた室内のそれとはまた趣が違うように思いました。
演奏は上総一ノ宮の玉前神社にある玉前雅楽会。
舞楽は迦陵頻、蘭陵王と納曽利
迦陵頻は鳥の姿で踊っています。
蘭陵王は仮面を被った王の姿で踊っています。
納曽利は龍の姿で踊っています。 秋の3時過ぎでもう日が傾き舞台は暗くなってきました。 篝能の舞台と同じ趣。
笙はデリケートな楽器で、舞楽の合間に火鉢であぶり調整。
玉前神社の宮司さんが雅楽会の講師、国吉神社の宮司さんが蘭陵王の演者。 舞台の鎮守の森の広場は氏子さん達の手つくり。
参考(過去のブログ):2016.10.23 鎮守の森の秋祭り