2017.08.24 ANAN-8000DLE 到着

 8月10日に注文したANAN-8000DLEが22日にようやく到着しました。 ダミーロードの実験を中断し、ANAN-8000DLEを受信できる状態にするのを優先しました。

 インドからはDHLが輸送を担っており、貨物がどこにあるのか、オンラインで追跡できました。 また日本国内の通関、消費税申告など一切の処理も済ませたうえで配達されています。 自宅で宅配業者に消費税相当額を支払うのみで、全く手間がかかりません。 国内での通信販売と同じ手軽さでした。

 送られてきたパッケージには、Apache Labs社のサイン入りの「Commercial Invoice」とDHL社のサイン入りの「領収書兼支払い確認書」が同梱されています。 トランシーバーの保証や、正式に輸入した事を証明する場合必要ですから大切に保存しておきましょう

 ハードウエアがそろっているので今日はANAN-8000DLEを設置し、受信できる状態にします。

  • ANAN-8000DLEを接地する。
  • ANAN-8000DLEと電源を極性を間違えないように同梱の電力ケーブルで接続する。
  • ANAN-8000DLEのAnt1コネクターにアンテナを接続する。
  • ANAN-8000DLEとパソコンをCAT6ストレートLANケーブルで接続する
  • ANAN-8000DLEには内蔵スピーカーがありません。 ステレオイヤホンまたはアンプ付きスピーカーをヘッドホンジャックにつなぐ。

以上で結線は終わりました。 ANAN-8000DLEは横幅が結構大きく、配置に困りました。 以前センターにあったパソコンを右に寄せています。 次はANAN-8000DLEに通電し受信の確認をします。

  • 受信するバンドを決め、そのバンドにあったアンテナとANAN-8000DLEをつなぎます。
  • 定電圧電源のスイッチを入れ、電圧を13.8Vに調整します。
  • ANAN-8000DLEの電源スイッチを入れます。 直ちにトランシーバーのセルフテストが始まり、正常ならディスプレーパネルに「OK]が表示され、ヘッドホンから「OK」のモールスが聞こえます。 ディスプレーパネルにVd=50(ファイナル電圧)も表示されます。
  • パソコンのPowerSDR mRXソフトを起動します。
  • メインウインドウが表示されますので、左上の「Power」ボタンをクリックします。 パソコンとANAN-8000DLEが正しくつながれていると、自動的にANAN-8000DLEが認識されますので数秒待ってください。
  • メインウインドウの上部にあるメニューバーの左端にある「Setup」をクリックしてSetup画面を表示します。
  • 「General」、「Hardware Config」タブをクリックし Radio Model がANAN-8000DLEであること、IPアドレス( ANAN Address)が0.0.0.0でなければ、正しく接続されています。 このIPアドレスはANAN-8000DLEのEEPROMのデータを読み込んだ結果の値です。

ノート

 もし、IPアドレスが 0.0.0.0 となっている場合、PowerSDR mRX はトランシーバーと交信を出来ていない事になります。

  • LANケーブルが正しくつながれているか確認してください。
  • PowerSDR mRX が起動していますか。
  • ANAN-8000DLEの電源スイッチが入っていますか。
  • RJ-45LANコネクタにはLEDが2個あります。 ANAN-8000DLEのバックパネルにあるLANコネクターの緑LEDが光っており、オレンジまたは黄色のLEDがデータの送受信に従って点滅していますか。

 PowerSDR mRX とANAN-8000DLEが正しく交信しており、いきなり受信できました。 一通り各バンドを受信して、問題なく受信できていました。 しかし、操作はこれまでのトランシーバーと大きく違うので、慣れる必要があります。 時間をかけて慣れることにします。

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