2017.08.20 ANAN-8000DLE受け入れ準備 その2

2017.09.23 追記   Apache LabsのWebにPowerSDR mRX PS 3.4.2がリンクされ、直接3.4.2をインストール出来るようになりました。 下の記述の3.3.9を3.4.2と読み替えてインストールすればよいようです。

 ANAN-8000DLEは8月18日に到着見込みでしたが、少し遅れています。 今日はパソコンにSDRソフトウエアを事前インストールしました。 説明資料がなく、苦労しましたが、インストールを完了しました。 ポイントは、最初にPowerSDR mRX 3.3.9 をインストールし、そのあとに最新版のPowerSDR mRX 3.4.2 をインストールします。

 V3.3.9には全てのSDRソフトウエアが含まれていますが、ANAN-8000DLE がまだ含まれていません。 一方最新版(V3.4.2)にはANAN-8000DLEが含まれているものの一部のSDRソフトが含まれておらず、V3.4.2だけをインストールするだけでは使えません。 一旦V3.3.9をインストールし、そのV3.3.9をアンインストールした後にV3.4.2をインストールするとANAN-8000DLE用のPowerSDR mRXがパソコンにインストール完了です。

PowerSDR mRX 3.3.9をインストール

  • Apache Labs社のWebからダウンロード。
  • ダウンロードした「1002_PowerSDR_mRX_PS_v3.3.9.0_Setup.msi」をダブルクリックしセットアップを開始。 「NEXT」をクリックし続行。
  • 「ライセンス条件に合意のマーク」をクリックし、「NEXT」をクリックし続行。
  • セットアップタイプは「Typical」をクリックし、「NEXT」をクリックし続行。
  • インストールの準備ができたので「Install」をクリックし続行。
  • インストール中です。 お待ちください。
  • インストールが完了しました。 「Finish」をクリックしインストーラーを終了します。
  • ディスクトップに「PowerSDR mRX PS」アイコンが出現しました。 まだ作業は終わっていません。 こんどはこの「PowerSDR mRX PS」をクリックしPowerSDRをスタートさせます。
  • PowerSDRはFFTテーブルを自動作成します。 これはFFTテーブルファイルがない時だけ実行され、そのFFTテーブルファイルを保存します。 言い換えると、インストール後1回だけ実行されることになります。 自動的に次の画面に変わります。
  • FFTテーブルファイルを作成中です。相当時間がかかります。 複素数テーブルをサイズ262145まで、その後実数テーブルをサイズ262144まで作成します。 コーヒーブレークでした。 自動的に終了します。
  • これでPowerSDR mRX 3.3.9のインストールは完了し使える状態です。 試しにディスクトップの「PowerSDR mRX PS」をクリックしてみました. ANAN-200Dまでの機種はありますが、ANAN-8000DLEはありません。 最新のバージョンをインストールする必要があります。

PowerSDR mRX の最新バージョンをインストール

ノート

 PowerSDR mRXは2017年6月2日にV3.4.1が、7月6日にV3.4.2がリリースされています。 バージョンアップが極めて速いですね。 現在の最新版がV3.4.2ですので、これをインストールします。

 Apache Labs社のWebページからもたどっていけますが、最新版は
   https://github.com/TAPR/OpenHPSDR-PowerSDR/releases
 にあります。


  • せっかくインストールしたV3.3.9をアンインストールします。 バージョンアップ時のWindowsの通常の操作です。
  • 最新版をhttps://github.com/TAPR/OpenHPSDR-PowerSDR/releasesからダウンロードします。
  • 最新版インストーラーを起動します。 そのあとは上記のV3.3.9と同じ手順です。
  • ディスクトップの「PowerSDR mRX PS」アイコンをクリックして起動させると、自動的に古いバージョンから必要なファイルを一旦イクスポートし、PowerSDR mRX のディレクトリーをクリーンにしたうえで、イクスポートしたファイルをインポートします。 OKをクリックし継続します。
  • ディスクトップの「PowerSDR mRX PS」アイコンをクリックして再起動させます。 ANAN-8000DLEを選択し「Next」をクリックし継続します。
  • セットアップが完了したとのメッセージが現れました。 「Finish」をクリックし終了します。
  • 再起動してくださいとのメッセージが現れました。 「OK」をクリックし終了します。
  • 「前バージョンのデータベースのインポートに成功しました」とのメッセージが現れました。 「OK」をクリックし終了します。
  • ディスクトップの「PowerSDR mRX PS」アイコンをクリックして再起動してください。 ANAN-8000DLEの操作画面が出てきたら成功です。 PowerSDR mRXを終了し、画面を閉じて今日の準備は終了です。

ちなみに、クリーンな状態でV3.4.2をインストールすると、インストールが完了ますが、その後に「PowerSDR mRX PS」アイコンをクリックしプログラムをスタートすると、次のような「致命的なエラー」でストップしてしまいます。 データベースの一部がないようです。

 将来はクリーンインストールでもANAN-8000DLEをも含んだすべてのファイルを含んだバージョンが発表されるでしょうが、頻繁にバージョンアップ行われている現状ではやむを得ずという処ですか。


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