1960.05.30 電話級アマチュア無線技士

 13歳の秋、電話級アマチュア無線技士の国家試験を受けるため、山の中の小さな町から名古屋まで一人で行った記憶があります。 大人に混じっての受験で気後れもして合格の自信はありませんでした。 合格通知のはがきが来たときは大人になったような気がしたものです。 早速従事者免許の申請をしましたが、翌年春になりやっと受け取ったのが右の写真です。 免許証には本籍地、氏名、生年月日が手書きで記載されています。

 当時の機器は自作の「高1中2スーパー」受信機と「807」シングル送信機で出力は10Wでした。 アンテナは一応ダイポールの格好をしていましたが、フィーダーは割り箸を油で揚げたセパレーターを使った自作フィーダーで、マッチングも測定器などなく、たぶん共振に近いだろうと思うしかないもので、あまり飛びませんでしたね。


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