電子書籍(EPUB)を見る(でんでんコンバーター編)および(Sigil編)共通
試作した目次をいれた電子書籍aa.epubを見てみよう
前節で電子書籍 aa.epub を作りました。 この節では aa.epubを見てみましょう。
Windows 10 の場合 "Microsoft Edge"を使う
Windows 10に標準で含まれる新しいブラウザー "Microsoft Edge" は2019年秋までEPUBビューアーとして使えましたが、秋以降EPUBビューアーの機能が停止されました。
EPUBビューアー Readiumを使う
ブラウザーGoogle Chromeには機能を追加して簡単に動画や音の入った電子書籍を見ることができるRaediumという無料アプリがあります。 これを使ってEPUB形式の電子書籍を見ましょう
Chromeを開いて(起動して)、 http://readium.org/ を呼び出して、左下にある「INSTALL FROM CROME WEB STORE」ボタンをクリックすると、CromeにReadiumがアプリとして組み込まれます。 Readiumの使い方はとても簡単で、Chromeを開いて、メニューバーの左端にある「アプリ」ボタンを押しChromeに組み込まれたアプリ一覧を表示させます。 一覧の中のReadiumをクリックして開き(起動させ)ます。 Readiumのメニューの「+」ボタンを押してください。 フォルダーから見たい電子書籍を探し出し、指定すると閲覧することが出来ます。
- Chromeを使い、追加アプリのRadiumを開く
- Radiumのメニューからaa.epubを選択し開きます。
- 目次を表示して、「まとめ」をクリックして本文のまとめにジャンプするのを確認します。
- メニューバーの文字サイズ変更ボタン から、文字サイズ拡大または縮小ボタンで表示文字のサイズを変更してみてください。 文字サイズが変わり、それに伴い一行の文字数が変わります。 これが、リフローという機能です。 また、読者は使用している端末で一番見やすいサイズに変更することが出来ること、言い換えると、作者はフォントサイズを指定してはいけないことが理解していただけたと思います。
Sigilのプレビューワーを使う。
Sigilのインストールはこちら
Sigilを起動し、試作したePUBファイルを読み込みます。
ツールバーの「表示」⇒「プレビュー」でePUBファイルが表示できます。
Calibreを使う。
「Calibreはあなたのすべての電子書籍ニーズへのワンストップソリューションです。」とそのダウンロードページにうたい文句があります。 Calibreは無料ソフトで、Epubファイルのほか様々な電子書籍ファイルを読み取り、管理できます。 Epubファイルを読み込み、表示ができます。
ダウンロードは最新版をCalibreのサイトからダウンロードしましょう。
サイト: https://calibre-ebook.com/download
使用法はとても簡単で、Calibreを起動し、上部のメニューバーの「本を追加」でEpubファイルを選択し、「表示」で選択したファイルを表示できます。
まとめ
- EPUB形式のファイルを開けて見る事が出来ました。
- 目次と見出しの関係と役割が解りました。
- 見出しのレベルの違いが理解できました。
- リフロー型文書の利点が解りました。
ステップアップの章では、表紙をつけたり、作者名他の、Kindleストアやその他のWebストアで販売するため、必要な項目を勉強します。