2024.03.01 キョンの侵入口をついに封鎖

 10年ほど前は遠くの出来事と高をくくっていた野生動物の被害が最近家の周りで頻発している。我が家も例外ではなく、数年前から被害が深刻。庭の花壇の花はもちろん、育てている野生種の草花も柔らかい芽だけでなく根元まできれいに食べられてしまう。

 どの家も対策を始めたので、対策をしていない庭はキョンの食事の場所やねぐらなっている。我が家でも1昨年秋から昨年春にかけ垣根に紐と1mほどの棒で柵を作った。その効果で侵入が止まり昨年春から夏にかけては被害が出ずに済んだ。

 秋のある日、昼間にもかかわらずキョンが庭に居た。あわてて外に出てみたがもう姿はない。どこかに抜け道を見つけたか作ったようで、苦労して作った柵が破られたようだ。

 その後、見かけないと思っていたキョンだが草花が食べられはじめ、冬になるとキョンの糞が庭のあちこちにある有様。侵入口らしいところを探しては補強をするが、キョンの侵入は止まらない。

侵入口を見つけなくては

 昨年シジュウカラの巣立ちを見るために玩具のようなWebカメラを買った。四六時中待機していて、犬や猫、人を検出したら録画出来る。三脚に付けられるので移動も簡単。雨天の屋外でも使える。これで証拠をつかもう!

Webカメラ

早速このカメラで撮影を始めた。しかしキョンが庭に侵入する姿をなかなか捉えられない。少しづつ場所を変えて撮影をつづけついに姿を捉えました。

キョン1

 日の出る前に侵入しています。道路から2頭が隣の庭に入り、垣根を通り抜けて我が家に侵入しています。暗視カメラなので、目が光って見えています。

キョン1L

 拡大してみました。通り道は棒がずれた状態で15㎝ほど幅が出来ていました。

キョン2

 15分ほど庭にいたようです。

キョン3

 用心した気配も見せず、堂々と出ていきました。

抜け穴を塞ぎ2週間。今のところ侵入の跡はない

 侵入の抜け穴をふさぐために棒を100本購入してある。抜け穴とその周囲は2度と入れないように棒を縦にロープを横に追加した。

 まだ他にも抜け穴があるかもしれないので油断は禁物。穴をふさいだ後も監視は続けているが、今のところキョンが侵入した形跡はない。相手は動物で、食事のために徘徊しているから何時また入ってくるか気を抜けない。

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