2023.03.28 イポー8日目 肉まん屋さん

 今日はオレンジジュースが一番おいしい食堂で朝食です。 食べたのはいつものクエチャオ。

朝食8

 この食堂は道路際の建物なので、他の建物であれば隣家と接する壁になるところが道路です。 道路側も人が出入り出来るように開けそこに6軒の屋台が並んでそれぞれが得意の料理を提供します。 私が食べたクエチャオ屋台もその一つ。 一日中クエチャオを作り続け、用意した食材が無くなり次第閉店します。 他にはチキンライスの屋台、 白い麺専門の屋台、豚肉ライスの屋台、野菜の煮物屋台、デザート屋台、飲み物(お茶・コーヒー・ジュース類)屋台と屋台オーナーは自分の得意のサービスを提供しています。 見ているとクエチャオ屋台は最も繁盛していた。 注文をこなすのに必死で、休む間もなく鍋を振り回し続けています。 同じ食堂の中で美味いものを提供する努力をしている屋台は一目瞭然。

点心屋台 「幸運点心」

 今日の散歩は新市街を経由して、目的地がリクリエーション公園とイポー3日目に歩いたコースを歩きます。 「肉まんの屋台を見つけよう」というのが動機です。 歩いたコースのどこかに「肉まんを売っている食堂があった」とカミさんがいうので、再び同じ道を辿るが肉まんの屋台が見つかるだろうか?

肉まんの屋台

 新市街の端の住宅地に近い所に肉まんの屋台がありました。 2日前もここを通ったのだが、その時はこの屋台の印象が無い。 営業時間を聞くと、「朝6時から売るものがなくなるまでなので午後2時を過ぎたら閉店している。」とのこと。 ここは肉まんも売る点心屋台「幸運点心」である。 朝10時過ぎでもう半分ほど売れ、残りのせいろで販売している。年季の入った空のせいろが横に置かれていた。 窯の上のせいろを覗かせてもらうと美味そうな肉まんが残っていた。 まだ昼には早いので、「持ち帰り」で買いホテルで食べる事にした。

 この店もそうだが旧市街の朝食を食べる食堂も朝6時から店を開き、昼過ぎに用意した食材を使い切ると閉店する。 決まった時間に開き決まった時間まで営業する日本のスタイルだとどうしても食材が残ってしまう。 食材を残さぬように「売り切ったら閉店。 そのあと来た客は別の食堂へ」と閉店時間が決まっていない。 冷蔵庫や冷凍庫の無い時代、暑い地域では手を加えた食材の保管が困難で食材を使い切る文化となるのが合理的。 今でも無くなれば閉店が合理性のある常識となっているのだろう。 無駄の多い日本ではもっとこの常識を取り入れても良いのでは?

昼食8

 リュックに入れて持ち帰った肉まんと点心が今日の昼食です。

壁絵1

 旧市街には家の壁に描いた絵で観光客を楽しませる趣向があります。 これは老舗コーヒーショップの壁画

壁絵2

 スノービールを名物にしている食堂の壁絵

夕食8a

 夕食は昨日に続き新市街の観光名所のもう1軒の名物食堂で昨日と同じメニューでした。 食べ比べたら、料理にはあまり差がないが、客への接し方には大きな開きがあり、客が気分よく食事を出来る昨日の食堂に軍配があがる。

屋台8a

 ホテルへの帰り道に道端で焼き鳥を作っている屋台を発見。

屋台8b

 覗いてみると、炭火を使いじっくりと焼いている。 炭焼き鳥肉は美味そうだが、夕食の後なので見学だけ。

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