2023.03.23 イポー3日目 ジャングルの中の食堂

 毎朝アザーンを聞いていると何人かが日替わりで担当しているのがわかる。 ある日のアザーンはまるで歌を唄うようにのびやかでよく響く声。 別の日のアザーンは説教をしているように聞こえる声。 アザーンにも個性がある。

アザーンはアラビア語なので一般のマレー人には単語の意味はわからないが毎日聞いてなじんでいるので心に響くものなのであろう。 日本人が般若心経の単語の意味するものはわからないが、ありがたく唱えるのと同じ事。

 一昨日の食堂は今日も休みでした。 昨日の食堂は何処だったか覚えていなかったのでうろうろと探していたら我々と同年配の地元女性がよく行くという食堂を教えてくれました。 中国語しかしゃべれないイポーの若者が多い中、高齢の住民が英語を喋れたので驚くやら有難いやら。 今日はこの女性が勧める食堂で朝食です。

朝食3a

町の1ブロックがハーモニカの様に同じ幅の家で並んでおり、入口はおよそ6mほどで奥に長い作りです。 食堂は扉などなく中が丸見え。 左右に屋台程度の調理台があり、この店は左がご飯もの、右が麺ものです。 この店は屋台ごとに家族で経営の独立した料理屋で屋台には屋号があります。 店のオーナーはまた別のようだ。 今日はそれぞれ自分で食べたいものを注文し、店の中のテーブルに着きます。

朝食3b

 中央付近のテーブルから外を見た様子。 テーブルに着き待っていると奥から飲み物屋が声をかけます。 この飲み物屋も別のオーナーでお茶、コーヒー、ジュースのほか果物やケーキなども販売。 ジュースは注文を受けてから果物を絞り出してくれます。

朝食3c

 今日はトッピングがたっぷりの朝食になってしまいました。 黄色い麺は腰があってもちもちしており、白い麺はすっきりとして柔らかい。 私はこの3日オレンジジュースを注文していましたが、仕入れているオレンジの種類が違うので店ごとにジュースの味、濃さが違うのも楽しみです。

公園

 今朝の散歩に近くのリクリエーション公園まで夫婦で出かけた。 新市街地を散策しながら1時間かかりやっと公園の入り口に到着です。 この公園は15ヘクタールほどの広さで広い芝生、ジョギングコースや遊具などのほか屋台などがあり、週末は子供連れでにぎわうようだが、今日は木曜日で閑散としていた。 ここでカミさんはバードウォッチングをするので別行動となり、私は散策をつづけた。 公園をずんずんと進むと噴水のある池が見え、レストランなどの建屋が現れたが、全ての店が閉店。 冷たい飲み物を買う当てが外れてしまった。 レストランの向こうには川が流れており、堤防には歩道がある。 この川はホテルの横を流れている川なので、堤防沿いに下っていくことに。

お寺

 大きなお寺が現れた。 イポーは住民の70%が中国人なのでお寺もあちこちにある。 歩道は草が多くなったがまだ続いており、さらに進むと歩道橋で対岸に渡れた。 なんとそこはホテルの横。 川沿いの歩道を使えばホテルから公園までは1Km もなかった。 行きは相当遠回りで1時間かかったが、帰りは数十分の散歩でした。

昼食3

 カミさんから「これから帰るが、歩き疲れたからゆっくり帰るのであと30分かかる。昼食はホテルの下のセブンイレブンでパンでも買って食べるから先に食べて。」と電話があった。 今朝行った店まで行き昼食を「持ち帰り」で買い、缶ビールをセブンイレブンで買ってホテルの部屋での昼食となりました。

ジャングル食堂

 夕食はカミさんの言では「ジャングルの中の食堂」 ホテルから新市街地に徒歩で10分。 幹線道路から横にそれ奥に入るともう林です。 住宅が途切れるところにあるのが「ジャングルの中の食堂」 写真は午後6時ごろ屋根のあるテーブルから撮ったもの。 庭一杯にテーブルがあり開店すぐの時間なのでガランとしているが午後9時過ぎには「カラオケ」も始まるにぎやかな食堂。

	夕食3

 個々の料理の味もサービスもとてもよく、ここはまた来ようという気になった。75RM

↑ PAGE TOP