2022.10.10 松竹梅

トイレの手洗い水栓

 築20年を過ぎると家もあちこちと手入れが必要で、今日はトイレの手洗い水栓更新のお話。

 トイレにある手洗い水栓は時々ガスケットとパッキンの交換をしていたものの、動きに少しガタがありメッキもところどころはげたりとそろそろ更新の時期であった。 普通の水栓に更新で良かったが、形より価格が気になるので早速調べてみた。 これまでとほぼ同じ形のものが左の写真。 ハンドルを回して栓を開け閉めするタイプです。 価格は1万円弱。 同じタイプが日本の一流ブランドになると2万円に跳ね上る。

 20年前と違い手をかざせば水が出る便利な機種が家庭でも使える世の中となっており、手洗い用なので自動水栓にしたい。 しかし名の通ったブランド品は5万円越えと「いささか高い」をはるかに超えており、残念ながら検討の対象外である。

 自動水栓で探せば数多くの候補が出てきます。 一流ブランド品、日本品、中国品とありました。 水栓は水漏れせず、きっちり止まるのを確認できれば松竹梅のどれでも問題なし。 中国品にはやはり品質の懸念が残るので、万が一欠陥品に当たった場合の交換・保障の万全なアマゾンで購入すれば憂いはない。 デザインが気に入り、またレビュー数の多い(=長く販売している)中国品自動水栓をアマゾンで注文。

水栓は水の漏れる欠陥品で返品

 注文の翌日配達された水栓を取り付けてみた。 狭い場所でのレンチの扱いに苦労したが、ボルトを締めるのは水栓の裏側の1ヶ所、フレキシブルチューブの両端の2ヶ所と計3ヶ所なので短時間で終了した。 レビューにも書かれているが、この水栓は水栓立ち上がり部に電磁弁と電池フォルダーが組み込まれた物であり、電磁弁と電池フォルダーを水栓台内に別置きする水栓に比べ取り付けが簡単である。

 取り付けも終わり元栓を開けてさっそく動作を確認。

  • 水漏れは無いか? 良し!
  • 手をかざし水は出るか? 良し!
  • 手を引くと水は止まるか? 良し!

 問題ないようだと安心して何度か手をかざしたり、引っ込めたりして動かしていると、水栓の上部のほうから水がポタリ。 「あれ? どうしたのだろう」とよく見ると、水栓の横に出ている出口の付け根部から水漏れを発見。 水を出すと付け根からも水が少し出てくる。 やっぱり中国製であった。 中国製は制作精度や仕上げが荒いので、品質にむらがあるのは想定の範囲内。

さっそくアマゾンに交換の申し入れをしようとホームページを開くと、さすがにアマゾン。 返品手順はすぐわかりその手順に従ってホームページ上で必要事項を入力するだけ

  • 返品の理由を書く。 漏れる欠陥。
  • 宅配業者への連絡マークをクリック

 これで全ての返品手続きは終わる。 返品理由に「考えていたものと違った」も返品として受け入れるようでアマゾンは懐が広い。 翌日朝宅配業者が返品を受け取りに来るので、送ってきた箱にそのまま全ての品を詰めておくのは言うまでもない。 箱に何も書く必要がなく、翌日宅配業者が品物を受け取り、それにアマゾンからの指示書を張り付けて持ち去った。 返品はアマゾンの返品検査で商品の不足がないのをチェックされ、1週間後には返金手続きが完了となる。 買い手にはストレスがかからないシステムである。

返品した同じ品物を再発注

 アマゾンには交換のシステムはなく、必要であれば返品して再発注することになるが、これもシステムを単純化した米国流の考えかたなのだろう。 返品手続きが終わるとすぐ同じものを再発注した。

 翌日午後には再発注品が届いたので、早速取り付けてみた。

  • 水漏れは無いか? 良し!
  • 手をかざし水は出るか? 良し!
  • 手を引くと水は止まるか? 良し!
  • 繰り返しても問題ないか? 良し!
  • 最後の漏れ確認。 良し!

 首尾は上々。 カミさんにも使ってもらった。 カミさん曰く「これならもっと早く交換したらよかったのに」

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