2022.06.22 数独を楽しむ

数独は古くからの趣味

 何時からかは記憶がないが、海外旅行にはよく数独の本を持参した。 空港での飛行機を待つ間、飛び立ってからの飛行機の中は時間をもてあます。 そんな時、数独を始めると時間がたつのを忘れさせてくれる。 数独は World Sudoku Championship も開催される世界共通のパズルで、Sudokuは世界語である。

 海外旅行も出来ずしばらく数独から遠ざかっていたが、今年4月に石垣島への旅行には数独の本を携帯した。 久しぶりの数独であったが、買う本はいつもニコリの数独である。 数独と同じものに「ナンプレ」があるが、どうもナンプレより数独の方が問題を解くときの推理の時間が楽しい。 難しい問題であるとか、問題の数か多いとかではなく、数字を探している時の謎解きの楽しさが数独にはある。

 面白い問題に遭うと、石垣島往復の数時間の飛行時間などあっという間であった。 数独の本には問題が100問ほどあり、飛行時間だけでは数問も解けない。 残りの問題は、家で暇つぶしの友として付き合うこととなった。

ヒントを参考に楽しむ

 数独は初級から上級まであり、自分に合った問題を選択できる。 100問を解くのに10問ほどは軽く解け、5割ほどは時間をかけて解ける程が楽しい。 残りはヒントをちらちらと見ながら解くと、また推理が深くなること請け合い。 一歩一歩上級に上がれるのも数独の楽しみの一つ。

推理をプログラミング

 4っの枠の数字をもとに推理する程度の数独問題は何とかなるものの、9枠や16枠にある数字から推理するのは、古ぼけた頭ではとても見つけれない。 今回の本の最後の30問ほどはヒントを見なければ全くお手上げであった。

 しからば、記憶の得意な計算機にこの問題をヒントなしで見つけられるか(=解けるか)をしてもらおう。 昔簡単な数独問題を解くプログラムを作ったことがあり、【難問を解けるプログラムをつくれるか?】が面白いところ。 ちなみに今回買った本はニコリの「超激辛数独10」です。

計算機は記憶が得意だが、決められた計算を超高速で行うのも得意。 プログラミング手法には、枠に仮の数字を入れて行き、矛盾が出たら元に戻り別の数字を入れるのを繰り返す方法もある。 解が見つかるまで手当たり次第に数字をあてはめるので試行錯誤が膨大だが、超高速で計算できるが故に計算機での解法として現実的(=短時間で解が得られる)である。

 この方法で数独を解くのはプログラミングとしては容易な方法だが、人がその方法で解くかというと、「それは人の遊ぶ解き方とは違う」でしょう。 遊びとは考えること。 今回のプログラミングは人が考えるやり方でプログラミングしてみました。

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