2022.04.26 石垣島 9万歩の散歩
二年ぶりの旅行は石垣島へ
旅行を控えていましたが、繁忙期のゴールデンウイークになる前に石垣島に出かけました。 川平湾は石垣島の代表的な観光名所です。 川平湾の先にある川平石崎に一週間滞在し、散歩を楽しみました。
事前のPCR検査は大人のマナー
イベントや旅行に出かけるとき、PCR検査で陰性であるのが現時点では大人のマナー。 どこで検査をしてもらえるのか確認です。 発熱や自覚症状がない場合、県のPCR無料検査事業を利用できる様で、今年になって検査場も充実してきました。 車で30分ほどにある検査場を予約し検査を受けました。
PCR検査
予約当日、大手ドラッグストアに行くと検査の手順と検査結果までの流れの説明を受け、唾液のサンプルを自分で採ります。 その後スマートフォンで電話番号、メールアドレスや住所氏名を入力まで済ませました。 検査結果は3日後にメールアドレス宛に届くとのこと。
検査を終え、帰宅すると滞在予定先から、【PCR検査を受けて来てください】との手紙が届いたが、検査の有効期限は72時間。 出発日は有効期限を過ぎてしまいます。
再度のPCR検査
もっと早く検査をできる場所を探すと1時間ほどの所に県事業の検査場がありました。 ここは予約なしで受け付けてくれ、しかも午前中に採取したサンプルの検査結果は当日中に連絡がある極め付きの迅速な検査場。 検査開始時間に合わせて行くと、二人の先客がいました。 9時に検査が始まり、10時には採取が終わりました。 手順や検査結果の連絡は多少の違いがあるものの無料で、当日夜には結果連絡が来ました。
どちらの検査結果も陰性。 出発の準備は整い出発です。 まだ平常ではないのか飛行機は空席が4割ほど。 混雑もトラブルもなく石垣島の宿舎に着きました。
石垣島 ゆったりと散歩
一度スコールがあった以外は雨もなく散歩日和。 石垣島の気温は30度。 Tシャツ一枚で毎日散歩。 朝食後、腹が収まる10時ごろから2周、昼食後日差しが和らぐ4時ごろ1周の散歩に出ます。
宿舎の前の散歩コースは1周が2.2Km。
部屋を出ると垣根の外に小山が見えます。 この半島は溶岩で作られており、この小山は火山の名残の溶岩で出来た山。 道を左に折れゲートに向かいます。
ゲート横にはタコの木(アダン)がありました。 その名の由来の気根がタコの足の様。
ゲートを出るとそこは散歩コースの3時の地点。そこから反時計方向に歩きます。 目の前には先ほどの小山。 小山の後ろにもう少し大きな小山が隠れており、これからその二つの小山の間を抜ける上り坂にかかります。
はじめは緩やかな登りも途中からかなりの急こう配。 日差しが強く、気温も高いのでゆっくりと歩くが、それでもすぐ汗が出始めます。 後ろを振り返ると川平湾が見えました。
コースの2時の地点にようやく峠が見えました。 左右の小山の間を通ります。 息はもう「はあ、はあ」、汗はたっぷり。
峠を過ぎると今度は急な下り坂。 ここは腰に来ます。 目の前に東シナ海が広がります。
石垣島は周囲をサンゴ礁が囲んでいます。 サンゴ礁の色は透明な青で、その先は濃い青の海が広がっています。
コースの1時の地点では何時も船が浮かんでいます。ここはマンタに出会えるダイビングスポットです。
また上り坂が始まりました。 暑さが堪え、日陰を探して歩きます。 先ほどよりは緩やかだが、汗が出る。
12時の地点は坂の頂上で展望が開けており、また心地よい西風が常に吹いています。 何時もここで小休止。
このコース沿いの草刈り作業のばあさん達と話をするようになりました。 朝の散歩の折は10時の休憩で、また午後の散歩の折は仕事を終わり引き上げるとき、声をかけます。 毎週月、水、金が作業日だそうで、日焼けした元気なばあさんたちです。 今日は風の吹く絶好の場所の木陰で休憩でした。 写真のOKはなかなか出なかったが、最後の日、「横顔ならOK」をもらい2周目に撮影。
ここからはだらだらとした下り坂。 左右の木陰をたどりながら歩きます。 人と出会うのはほとんどありません。 六日間で川平に住むランニング中の人と1回、12時の展望ポイントに車で来た人と2回しかなく、この散歩コースは独り占め。 しばしば出会うのが川平から来る観光客向けの5~6台のバギーカー。 このバギーカー連中のリーダーとは会う度に「ヤー」というオートバイ用の合図をし合う中に。
10時の地点はまだ下り坂。 左に右にと道か曲がるので大変歩きやすい。
9時の地点で下りはようやく終わり。 左に折れると宿舎に帰る道。 前に進みます。
7時の地点まで日陰の少ない平坦な道が続きます。 ここは試練の時。
6時の地点に来ました。 遥か彼方に川平湾が望めます。 川平湾へは高低差が25m程の急坂を直進します。 急坂は下りず、3時の地点へ戻ります。
5時の地点の風景。
火山台地の名残の大きな石は掘っても取り除けません。 そのまま鎮座。 道路の方がよけて通ることに。
3時の地点に戻りました。 右に折れると宿舎のゲート。 前には小山が二つ見えます。
敷地内の道路には石敢當と呼ばれる魔よけの石標がありました。 ここをまっすぐ行くと部屋なので、部屋には魔物が寄り付きません。 散歩コース1周と部屋までの散歩でおよそ3Km 。 これを1日に3周。 6日で9万歩を歩きました。
ここからは滞在中に妻が撮影した鳥と蝶の写真です
ヒヨドリ
野生化したクジャク
ムラサキサギ
カンムリワシ
スジグロカバマダラ
シロオビアゲハ(ベニモン型)
オオゴマダラ
リュキュウアサギマダラ