2025.01.12 台中・台南の旅 5日目

1月12日

台中市街をぶらりと散歩

昨日は念願の緑色隧道を歩き、疲れました。今日はまったりと市中を散歩するつもり。

ホテルのカウンター

ホテルの早朝のカウンターの風景です。大きなホテルではないが、小さいなりに真面目なホテルで、客層は台湾の人と少しの観光客がいるローカルなホテルです。

コインランドリー

朝食前に一仕事。朝食屋の数軒隣にコインランドリーがあります。洗濯物を洗濯機に入れて動かしたら、今日も同じ朝食屋に行き朝食です。四日も通い続けると、顔を覚えてくれ、注文もスムーズにこなして肉まんとネギ入り卵焼きとお茶で朝食をとりました。

明徳通りへ

朝食を終わると、カミさんは洗濯物の乾燥をしに。私は腹ごなしを兼ねぶらりと散歩に。線路の北側は先日回っているので、今日は線路の南側を散策してみよう。実は昨日バスで帰る時、台中市内で気になる看板を見つけたのでその看板を目指して散策です。

明徳中学

これがその看板。交差点の真ん中に目立つように大きな「明徳中学」があります。その字体は看板でよくみられる字体ではなく、古い由緒ある字体のように思います。存在感がありますよね。これからその看板に会いに行きます。

高さが違い歩きにくい商店街の歩道

台湾の町を歩くと、歩道の高さが店舗ごとに違うのに気が付きます。日本では歩道は道路より少し高くして同じ高さが続いていますが、台湾では商店どうしの境が階段になっていたり、微妙に勾配があって躓いたりします。危ないこと甚だしい限り。

これは一見歩道のようだが、れっきとした店の所有物でそのスペースを通行人の歩くスペースにしようが、店の調理場としようが、スクーター駐輪スペースとしようが、商店次第。従って歩道の高さも店次第となっているようだ。

並木

さて今日の散策に戻り、しばらく歩くと古い官庁街なのか、並木道に出ました。珍しく道路の両側に日本と同じような歩道があり、立派な並木が育っています。やはり町中の道路はこうでなくては。

第三市場

大きな通りを横切ると第三市場です。この通りは第三市場の端にある通りで、日曜日の朝はまだ人通りが少ない。

町中のお寺

スマートフォンを頼りに方向転換しずんずん歩いたら街角のお寺に出会いました。昔は独立して街角にあったお寺だろうが、今は集合住宅とお寺が一体になった建物で、台湾の人たちの普段の生活とお寺の関わり合いが見て取れる。

明徳高等中学校

高等学校

ずいぶん歩き、漸く明徳通りにたどり着きました。目標の明徳中学はその通りの一番端にあり、さらに10分ほど歩くと学校の正門です。明徳中学は明徳高等中学が正式な名前で、日本の高等学校に当たるようです。正門の左側に張られた横断幕には今年大学に入学した卒業生の名前がずらりと並んでいました。この学校の横に回るとそこには高等中学付属幼稚園がありそこにも横断幕がありました。今年大学入学を果たしたこの幼稚園卒業生の名前が横断幕に書いてあり、びっくりです。大学受験競争の厳しさと、高等学校・幼稚園も一生懸命に運営しているのが垣間見れます。

高等学校の角にある交差点で無事に明徳中学の看板に出会いました。帰りも歩こうかとも思ったが、楽をしようとバスで帰りました。ホテルは台中駅のすぐ傍なのでバスに乗れば台中駅に着き実に都合が良い。

駅前食堂

正午少し前だったが、ホテル横の駅前食堂で「ワンタン麺」を、カミさんはチャーハンを食べ午後は昼寝です。この店は12時を過ぎるとあっという間に満員になり駅前で務める人たちの食堂の証。因みに、この食堂の調理場は歩道にあります。

夕食は「沁園春」で

夕方になり沁園春へ出かける途中の台中駅・正面階段での風景です。

台中駅1

階段に腰を下ろし、何を見ているのでしょう?

台中駅2

太陽が地平線に沈むところです。

今回の旅の沁園春での最後の食事にはやはり小籠包を外せません。他に湯葉とエビの和え物とスペアリブの甘酢餡かけとビールを注文し、後から〆に注文したのがバラ饅頭でした。今回も沁園春での3回の食事は満足でした。

今日の歩数 4419歩

このブログを見た中国の文化や歴史に詳しい友人から「明徳」について次のようなコメントを貰いました。 

01 大學之道、在明明徳、在親民、在止於至善。

中国では「明徳」を非常に大事にしています。台湾には多くの人が福建省から移住しており、福建省は朱子の住居で、朱子は四書(大学、中庸、論語、孟子)を基本としています。台湾の「明徳通り」や「明徳中学」は大学の明徳に由来しているのでしょう。

上の漢文は大学の一節です。日本では「大学の道は、明徳を明らかにするに在り、民を親たにするに在り、至善に止まるに在り」と読み、様々な解説がWebにあります。

コメントありがとうございます。

旅行の好きな友人からも「商店街の通路は『亭仔脚(ていしきゃく)』と言う」と教えてもらいました。


台湾の街並みで特徴的なのは、亭仔脚(騎楼ともいう)と呼ばれる歩道のアーケードである。建物の1階部分がくり抜かれて歩道になっており、歩行者は雨や日差しを避けることができ便利である。他方、歩道部分にテーブルや椅子を並べて飲食スペースにしたり、バイクを置いたり通行の妨げになっている場合もある。更に間口ごとに床の高さが異なるため段差やスロープがあり、歩行者は常に足元を注意しておかなければならない。※2
※2 司馬遼太郎「街道をゆく40ー台湾紀行」に登場する老台北氏は「でこぼこの歩道」の項で「戦前の台北ではありえないことでした。蒋介石がきてから大陸の万人身勝手という風を持ちこんだんです。」と述べている。

なるほど。 戦後に出来た風習なのですね。 「万人身勝手」という司馬遼太郎の表現も面白いですね。 コメント有難うございます。

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