2025.01.11 台中・台南の旅 4日目 集集緑色隧道

1月11日

緑色隧道へ

今日はこの旅の目的の一つである「緑色隧道」を歩く予定ですが、緑色隧道にたどり着けるでしょうか?

実は9日夕方に台中駅の観光案内所に行き、台中市とその周辺のパンフレットを貰った折、「緑色隧道を歩くのが楽しみ」と話したところ、緑色隧道のある龍泉駅までの鉄道(集集線)は不通で今運行していない。」と言うではありませんか。

台湾は日本と同じく地震や台風災害の多い国です。1999年9月の大震災で集集線は大被害を受け、線の名称になっている集集駅は半壊する大被害を受けています。集集駅は戦前に建てられた純日本風の木造駅舎でした。台湾鉄道は、残っている写真や資料を頼りに元の和風駅舎そのままを木造で建て直し、今では台湾鉄道沿線の観光地の一つとして集集駅舎の写真が台北中央駅のコンコースに掲示されているほどです。

集集駅

2019年に台湾鉄道を乗りつくしたときの集集駅の写真です。

日本では鉄道の不通区間は代行バスが走っています。台湾も同じように代行バスがあればよいが、無ければ無いで「現地で何か方法を探し、何としても龍泉駅まで行こう」ととりあえず集集線の出る二水駅まで行きました。

集集線は部分運行!

二水駅で下りると、隣の線路に集集線の列車が停まっています。

二水駅

喜び勇んで乗り込みましたが、乗客がかなり少ない。しばらくすると太った車掌が乗客一人一人になにやら説明して回っています。私たちにも一生懸命話しますが、全く判りません。車掌がチョット来いと言う風に誘うのでついていくとドアの上の路線図を示しながら説明します。多分「不通でここまでしか行かない。」と言っているようです。英語を話せる乗客もおらず、同年配の夫婦に「龍泉駅まで行きたい。」とスマホの通訳ソフトで訳した中国語を聞いて貰うと、幸いその夫婦は集集駅までいくので連れて行ってもらうことになりました。

列車内の様子

観光仕様の車内は乗客も少なくガランとしています。幸い代行バスがあり、途中でバスに乗り換えることとなりました。

代行バス

代行バスに乗り込みましたが、このバスはバイパスを通って終点の濁水駅へ行くようで龍泉駅へは別のバスが行きます。一旦降りてもっと小さな古いバスに乗り替えました。ようやく龍泉駅に到着したものの駅の写真は取り忘れ。

隧道を歩く!

あわただしく、先の見えない旅も終わればまた楽しいもの。代行バスなど願ってもなかなか乗れないもの。代行バスに乗ったのも旅の思い出の一つとなりました。さて、いよいよ龍泉駅から緑色隧道に出発です。最初は隧道に併設されたサイクリング道路をのんびりと歩き、やがて緑色隧道に出ました。

緑色隧道1

道の両側に大きく育ったクスノキがおよそ4.5Km続いています。空まで覆った緑の葉で正に緑色隧道(グリーントンネル)です。

緑色隧道2

サイクリングも気持ちよさそうですね。

緑色隧道3

だらだらとした上り坂が続きます。木漏れ日の緑道を歩く至福の時。

緑色隧道4

台湾の冬は気温15度程。朝着ていた薄手のダウンも脱ぎ、気持ち良い散歩になりました。満足げなポーズで記念写真。

緑色隧道5

だらだらとした登り路も終わり峠に着きました。ここからは隧道を通り、一気に下る急坂です。トンネルは「集集隧道」でかなり幅が狭く、歩道はありません。用意してきた懐中電灯を手に持ち振りながら進みます。車は懐中電灯の光に気付き、スピードを落とし避けてくれます。感謝して無事に隧道を通過。

緑色隧道6

隧道出口から集集の町が見えました。ここからヘアピンカーブ2ヶ所の急坂を下るが、これまで快調だった腰が踏ん張りがきかず悲鳴を上げました。下りきったらもう前に歩けません。

集集駅まで歩く予定だったがもう限界。途中で見つけたバス停でいつ来るかわからないバスを待ちます。二水駅までバスで戻れたら良しと腹をくくっていたが、なんと台中駅へ直行するバスが停まってくれました。おかげで帰りは行きの半分の時間で無事台中に戻ることが出来た。

夕食は鍋

今夜の夕食は台中名物の酸菜白肉鍋を食べに出かけたが、予約なしで入店できず。やはり人気店は予約するのが良い。町中の賑わっている別の鍋店で何とかテーブルを作ってもらい夕食は鍋料理でした。

今日の歩数 21786歩

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