改行と段落
リフロー型の文書は、使う端末のサイズにより、表示する文字サイズにより、1行あたりの文字数は変わります。 文章を読みやすくするためには、文章をブロックごとに区切る段落と、意識的に改行することを使い分けましょう。
電子書籍で見るように表示するには
でんでんコンバーターでは、エディターのプレビューモードにすると、端末で電子書籍を見るのと同じように表示できます。 エディットモードでマークアップ記号を使い修正、編集して、プレビューモードで変更を確認するのを繰り返し、校正、編集を進めます。
Sigilではブックビューモードにすると、端末で電子書籍を見るのと同じように表示されます。 Sigilの特徴は、ブックビューの状態で編集ができることです。 カーソルと修正したいところに持っていき、入力することで修正、変更が出来てしまいます。
電子書籍はHTML文書
電子文書は、EPUB形式・mobi形式共に、THML文書を基本にした文書です。 HTML言語では単なる改行は文書としては無視されます。 文書を改行をする所に改行記号<br>を使い、段落とするには段落記号<p>と</p>で文章を囲うことでHTML文書ではそれぞれ改行、段落として表示されます。
でんでんエディター、SigilいずれもコードビューでHTMLコードで表示された文書を見ることが出来ます。 電子書籍はこのコードビューで見るテキストの状態で保存されています。
Sigilを使っている場合は、コードビューの状態でも修正、変更が出来ます。 改行、段落に限らず、複雑な編集をする場合、ブックビューよりコードビューで直接編集する方が、思い通りに編集できますので、時々コードビューを見て、HTMLコードに慣れる事をお勧めします。
文章の見え方の最終確認
プレビューモードを見ながら文章に改行または段落を入れることになりますが、最終的にはKindleプレビューアを利用してKindle端末での文章の見え具合を確かめるのが良いと思います。