電子書籍の作り方 失敗談 Wordでの挫折 その1


 これまで電子書籍を自分で作れるのかと疑問を感じながら挑戦してきました。 第1章では、体裁はともかくとして電子端末で読めるファイル形式の文章を作ることが出来ました。 自己出版という頂上まではまだ遠く、ようやく1合目まで来ましたが、この章では、これまで試してうまくいかなかったことを整理しておきます。

文章はWordで作るのが自然

 手元にはWindowsパソコンがあります。 これまで、MS-Wordを使って文章を作っていました。 Kindleストアーでの出版を目標に、「ヘルプ-Amazon Kindleダイレクト・パブリッシング(H-KDP)」を見てみると、MS-Wordで原稿を作る事を薦めています。 「しめた! 原稿はMS-Wordで出来ているので出版は簡単にできるだろう。」と想像しました。

AmazonKindleのヘルプトピックより引用
サポートされている電子書籍のファイル形式
アップロードする電子書籍の原稿ファイルは、KDP でサポートされているファイル形式で作成してください。最適な結果を得るためには、Microsoft Word の DOC/DOCX 形式または HTML 形式を使用することをお勧めします。電子書籍を作成する際は、コンテンツを固定フォーマットにするかリフロー型フォーマットにするかを検討してください。
本を用意する ステップ1:準備
Word doc/docx、HTML、Mobi、ePubなどのフォーマットの原稿はKindle端末やKindleアプリで読む時に最適に変換されます。

KDPツール

 制作した原稿をKindle書籍に変換するツールがAmazonから提供されています。 小説などの書籍に変換するツールとしては、Kindle CreateとKindle Previewerの二つがあります。 そのいずれも.doc、および .docx 形式の書籍をサポートしていますので、一見これは使えると早とちりしました。

 しかし、Kindle Create、Kindle Previewreとも、英語他の言語で利用はできるものの、よく読んでみると、「日本語はサポートされていません」と書かれています。 もう少し待ち、「利用可」となるのに期待しなければなりません。

 Wordの原稿を直接Kindle書籍に変換できないのを知ったのが最初の挫折です。 でもかならず、別の方法があります。

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