本文
歴史小説、旅行記、科学小説など、本の原稿の作り方には、紙の本も電子本も変わりありません。 原稿用紙でも、メモ用紙でも、ワープロでも、自分に合った道具を使ってまずは原稿を作りましょう。 誤字、脱字、タイプミスなどなくする事に心がけています。
ワープロソフト(MS-word)の校閲ユーティリティーの利用
- 句読点を適切に入ないと、読みにくい文章となります。 自分では気づかないところを指摘してくれます。
- 誤字、脱字は、思い込みもあって、何度原稿を読み直しても自分ではなかなか見つけられません。
- タイプミス、余分な字も同じく見つけにくいものです。
- 「データ」、「データー」のように同じ言葉の表現が異なるのも統一したほうが良いが、これを見つけるのがむつかしい。
これらは、パスコンが得意とするところです。 原稿が完成したら、最後の点検でこの校閲ユーティリティーを活用しましょう。
他人に原稿を読んでもらう。
良い文章と思って書いた文章も、他人に読んでもらうと、引っかかるところ、論理的流れがスムーズでないところなどを指摘してもらえます。 作家が書いた原稿を編集者が手直し案を指摘するのと似た効果が得られます。 友達や配偶者に頼んでいます。
原稿を印刷して読み直す
パソコンの画面で校閲した後、仕上げに紙に印刷して読むと、新たな視点で校閲できます。 できれば紙に印刷して原稿を仕上げましょう。
まとめ
様々な道具を使い、何人もの目で仕上げると、出来上がった原稿もうれしいことでしょう。 ワープロで仕上げたデータをコピーして、「でんでんエディター・コンバーター」又は「Sigil」にペーストすれば、原稿の電子書籍へのインポートが出来ます。